どうも。
不死より疲労しない身体が欲しいDHeです。
ついに決着(?)が描かれた亜人14巻。各チームの戦いの行方、そして永井圭は佐藤の“最終ウェーブ”をどう攻略するのか。

前回までのあらすじ
第13巻で永井たちは
- 下村&田中
- 中野&亜人の消防士の男
- 永井
の3チームに分かれて行動することになった。
そのうち佐藤が居る現場に直接赴いていた永井は、佐藤陣営側であった亜人「奥山」から貰った情報を基に作戦を練っていた。しかし、一般人に紛れていた佐藤陣営側の“人間”から不意打ちを受け、窮地に陥っていた。
一方政府では佐藤からの攻撃に対抗すべく、戸崎に触発されたコウマ陸佐が『対亜人特選群』(対亜)の出動を要請。永井を救い、行動を共に開始したのであった。
気付き始めた一般人
佐藤の最終ウェーブが始まり、行動を直接目の当たりにした者,あるいは直接被害を被った者が顕著に表れるようになりました。騒動が起こる前から亜人関連の問題について目を光らせていたジャーナリスト達。その中の1人が、微々たる違和感に気づきます。
そこに映っていたのは、亜人研究所襲撃の際に永井が建物から飛び込んだ映像。
亜人とは何なのか、佐藤の目的とは何なのか。そしてこのジャーナリストは、なぜ今になって映像の検証をしているのか。
複雑怪奇な亜人関連情報…一般人が知る情報は、直接的な関与が無ければ事後、もしくは検討外れで非現実的なものでしかありません。そのジャーナリストは、ジャーナリストとしてのポリシーを語り始めます。
事実 もとい
自分が事実だと確信できることしか記事には出来ない
亜人関連は わからないことが多すぎるんですよ・・・・・・
亜人に対して国が行った行為,佐藤や永井の本心,全てが分からないことだらけの亜人問題。
国そのものを揺るがし続けるこの問題に、終止符はいつ打たれるのか。
vs高橋&ゲン
各地でそれぞれのチームが奮闘する中、対亜の庇護下にいた永井は司令塔としてのポジションに戻ります。
奥山から得た情報に沿い周辺を探索すると、佐藤陣営の幹部的ポジションにいる「高橋」を発見。最終ウェーブを止めるために必要な情報を集め、佐藤を無力化させる作戦を決行。
高橋とゲンに対して対亜は銃撃戦を展開。高橋たちは応戦しますが、装備、経験、ましてや人数さえも違う。高橋は覚悟を決め、決死の攻撃に出ます。
対亜は高橋を追い詰めたものの、向こうにはとっておきの切り札であり、人類にとっては未知そのものの『IBM』という概念がある。たとえ本体が無力化されようとも、『フラッド』や自走のリスクが残っている限り、勝敗は決まらない…
対亜は完全に無力化すべく行動を取る。
計画の末に
永井たちはそれぞれの役割を全うし、佐藤を追い詰めていきます。ですが中野には1つの感情…もとい違和感が生まれます。
相手はあの佐藤。行動や精神がどこまでも自分本位で、何をするかはその日の自分次第である佐藤が、自分たちの計画にこうも都合良く嵌ってくれるものなのか?
顛末は未だ闇に潜み続ける…
新たなる布石
さてさて亜人14巻、何とも含みのある終わり方でしたね〜〜〜〜
各キャラの行動と今後への伏線が散りばめられていましたが、相変わらず戦闘はやっぱりカッコ良い!!緊迫の中に対亜の冷静さがあり、プロとしてスムーズに対処していくカッコ良さ!たまらん!!
特に人間が今までIBMに対しては無力だったんですが、対亜に関しては部隊名通りに任務をこなしていきます。いやはや感服しました…
ただ、激しい戦闘の行方の裏側で進んでいる、新たな展開にも目を向けなければいけません。
佐藤はこれまで多くの民間人を巻き込むテロ行為を繰り返してきました。その中でも最終ウェーブでは、これまでとは比べ物にならないほど一般人が巻き込まれています。
この『亜人』の世界において、犠牲者が出るということは……
もし自身が死を乗り越え亜人になった時、今までの亜人に対する思想や感情は一体どう変化するのか。そして亜人としてどう行動するのか。
今後も目が離せません……!
追記:ちょっぴり展開を予想してみたり。
今回はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。
関連コミックス情報
当記事で用いられている画像は
©Gamon Sakurai 2018/『亜人』(第13巻)/講談社
©Gamon Sakurai 2019/『亜人』(第14巻)/講談社
より引用しております。