どうも。
アニメ経由でかぐや様は告らせたいを知り、一瞬で虜となってしまい原作単行本を即全巻購入してしまい、さらにアニメED「センチメンタルクライシス」も反射購入してしまったDHeです。
さて今回はアニメ,単行本,ヤングジャンプともに断片的にしか描かれていない『氷のかぐや』についてと
これから描写されるであろう、白銀御行と四宮かぐやの1年生夏の出来事について想像したりしたいと思います。
『氷のかぐや』とは
セリフ枠内のハイライトの違い
初見だったり、ストーリーが進み登場人物の特徴やらが、より詳細かつより鮮明になった段階でなければ恐らく見逃すであろう、隠された伏線(筆者は4回くらい読み直して気づいた)
というか普通は,伏線は,セリフだったりその裏に真意として隠れてるモンですからね。赤坂アカ先生、恐ろしきサイレントパスをありがとうございます。
さて、前置きはこのくらいにしておいて本題に入りましょう。
この画像を見ての通り、氷のかぐや様の枠内は黒,現在のかぐや様とアホの子の枠内は白,となっています。
一見、キャラクターの雰囲気の違いを明確化させるためのものですが
コチラの画像はどうでしょう
ア、ウ…ごめんなさい…(涙声)
大の大人でも怯んでしまういそうなゲス顔。ぼくはなぜか心の中で謝ることしかできませんでした・・・
このドロッとした悪夢の権化のようなセリフは、コミックス9巻時点でのアホ8割のかぐや様の口から出るような言葉では到底ありません。完全にかぐや様の「氷」の部分から滲み出た言葉でしょう。
セリフ枠内は黒。主におぞましさをより強調させるものであると思うのですが、隠れた意味として、"氷のかぐやが放ったセリフ"という意味も付与されていると私は考えています。
最大の伏線を持っていたセリフ
セリフ枠内の意味について少し考察しましたが、所詮は枠内。紹介はしていませんが、他のセリフ枠内の意味合いもほとんどは外れだったり、見当違いなものがほとんどであると思われます。
ですが、ヤングジャンプ131話の脳内裁判(氷かぐやが意外と可愛かった回)にて見事伏線を回収したセリフが登場します。
私は唇を奪うより
奪われる方が趣味なの!!
キスの性癖について氷かぐやが躊躇もせず放った言葉です。が、以前現実でキス一歩手前の状態まで発展した回があります。
体育倉庫内で、よろめくかぐや様を白銀が支えようとした結果、構図上押し倒された状態と同じになってしまったシーン。
唇を奪われたい氷かぐやにとっては絶好のチャンスだったのでしょう。すかさず自分に
今・・・目をつぶったら どうなるの?
と問いかけています。ここです。ここが完璧な伏線でした。氷かぐやの奪われたい欲求がしっかりとあります。
このように意図された伏線も存在していますから、これから読む際には注意しながら読みたいですね。
『氷のかぐや』から『現在のかぐや』へ
一年生時代の生徒総会
このコマに
会長の大立ち回り
とありますが、現時点で過去に行ったと思われる描写は一切ありません。ですが
ライバルの生徒会長候補が演説をしている際に乱入するなど、過去だけでなく現在でも大立ち回りをしています。それに対してかぐや様の反応は
ゾッコンなんすわ。これが。
さらにコミックス9巻で初めて白銀父とかぐや様が初めて対話するシーンがあるのですが、この時にかぐや様は白銀のことをこう評価していました。
会長には感謝しているんです
彼をそう育ててくれたご両親にお礼を申し上げたい程
氷のかぐやの価値観が、物事の損得だけで行動しない白銀に影響され、変わったことをこうも評価しています。
ですので、これからかぐや様と白銀が完全に結ばれるまでを補完するために、白銀が会長になるまでの経緯、それに追随するように1年生時代の白銀の大立ち回りと、氷かぐやがどのように変化していっのたか,がこれから描かれていくのかと思います。
まとめ
コミックスも間もなく14巻目に突入し、話数も130話を突破し、物語も佳境に差し掛かろうとしている、かぐや様は告らせたい,未だに過去の話は大まかにしか語られていませんが、過去どんな方法で『氷のかぐや』を融かしたのか、そして再び氷となったかぐやをどうやって『融かしていく』のか、本当に楽しみです。
また、石上の恋の行方も気になりますね。一度苦い思いをするストーリー展開ではありますが……もしそうなった場合、生徒会が,周りが,そして伊井野ミコが,どのように支えとなるのか見物です。
そして私の涙腺ダムと豆腐メンタルが果たして原型を保っていられるのか………
今回はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。