どうも。DHeです。
『イジらないで、長瀞さん』第3巻読んでいきましょう。
イジる側だと思っていた長瀞さんが…?そしてセンパイがイジられる環境に慣れてきたのかも?少し作風の味付けに変化が出ている回です。

第16話 センパイのもこもこ
皆さんの家族や友人など、周りには様々な髪型をしている方がいると思いますが、その中でも「天然パーマ」って人生の中で絶対にどこかで出会ってませんか?クラスメイトに1人だけいたり、はたまた1人…職場に多い訳でもなければ、滅多に見かけないというワケでもない……
作中のキャラクターであるセンパイも天然パーマ。とあることをきっかけに長瀞さんはそのモジャモジャをバリカンで剃ってしまおうと提案します。
連想ゲームかな?
イタズラでも洒落にならない事態を引き起こしかねない行為な気はする。たま~に私利私欲だけのために常識外れなことする人、現実でもいるんですよねー…まあこれはマンガですから気軽に見ましょ!!にしても長瀞さんのドSムーブの直球さ、ここまで来ると清々しささえ覚えますわ。
ただこの話、先に動いたのは長瀞さんではなく、実は前の巻の時点で目を付けていた長瀞フレンズたちでした。
そういやブロックされてたなぁ…
ちなみに長瀞フレンズと初めて出会った2巻のお話の続きはコチラ
dhe-second-life.hatenablog.com
さすがに坊主には抵抗があったセンパイは拒否。仕方なく普通に髪を切ってもらうことに。
長瀞さんはカット用のハサミを用意するために部屋を後にします。1人になった当のセンパイは
ピンチ再び。
長瀞フレンズに見つかっていた。
しかも現在はセンパイの事実上の管理者である長瀞さんがいない状況下。で、なおかつ前回食堂で出会ったときにはあまりセンパイをイジれていないフレンズたち。こりゃ絶対何かやられるだろ!!
洒落にならない事態!
鬼の居ぬ間に洗濯とはまさにこの事。このあとは皆さん想像通りの攻防が繰り広げられるわけですが…
ただまあ読者からしてみれば、複数の女の子に囲まれるのは実質ハーレムみたいなもんなので、センパイの立場が少し羨ましいと思っちゃったりしたのでした。
ちなみに現実で他人の髪を無断で切る行為は『暴行罪』に抵触しますので、このブログを見てくださっている皆さんはくれぐれも注意しましょう。言質取ってからバリカン持って襲おうね!
第22話 センパイ!海、行きましょー!
偶発的とはいえど長瀞さんとそのフレンズと交流を重ね、少々歪んだ関係ではあるものの少しづつ仲良くなったセンパイ。今回はついに無縁とも思われた陽キャからの『遊びの誘い』をモノにします。
ただ、接点を持ったとはいえ元々住んでいた世界が違うワケですから…
ノリノリツインテちゃんすき
やはり“場違い”と称されてしまう。
現実でこの状況の逆パターンで例えるならば「ギャルが萌えオタグッズショップでウロウロしている」のと同じ。でも案外そういった“場違い”という概念自体、当人が勝手に作り出した虚像である場合がほとんどで、周りはほぼ気にしていない。っていう話は結構聞きますよね(筆者は全く気にしないタイプ)やはり結局は当人の気の持ちようなんでしょうか?
そんな“場違い”の当人であるセンパイ、イジられはするけどそれによる自己否定までにはまだ至っていなかったな~と筆者は感じております。表には滅多に出さないけど信念がしっかりしている人間であった。アコガレチャウ
海に着くまでの道中でセンパイがややキレ気味な表情を伺わせておりますが、無事到着。マンガやらアニメやらで海に着いた直後に注目すべきなのはやはり
でかい(確信)
そら水着でしょうよ。ええ。
ヒロインもとい登場する女性キャラクターの、3次元では滅多にお目にかかれない圧倒的プロポーション!!露骨な水着回でありながらこれに重点を置かないことは「愚者である」と自ら公言しているようなものであるッッッ!!!!!
…とまあテンションに任せた言いがかりはここまでにしておきましょう。
当然センパイも男の子なんだから見ちゃうワケであって、そんでもって例に漏れずキモいと罵られて……しっかりと見ておくんだぞ。センパイ。
そんでもってその後はSMプレイ紛いなことをさせられたりするわけですが、なんだかんだ言ってセンパイは楽しめたみたいです。
こういうの大事。
時が経つと突拍子も無かった出来事が案外いい思い出になったりしますよね…昔に戻りてェなあオイ……
センパイが成長していた
3巻を読み終えて一番印象に残ったのは、センパイの後輩たちに対する態度の変化でした。
1巻のセンパイは長瀞さんにイジられる度に、下を向いてモジモジモジモジするしかできませんでした(というか泣いてた)。しかし3巻でのセンパイは長瀞さんの実直な振舞いに感化されてか、表情に感情が入っているシーンが見受けられるようになりました。
なんだァ?てめェ・・・・・・
これはバカにされることに対しての反応ですが、もしこれが昔センパイが受けていたような“中傷”となるとどのような反応になるのでしょうか?ちなみに1巻の時点で謗られた時の対処法(自称)が
目を逸らし
心を閉じて やり過ごす
というサンドバックもいいとこな方法でしたから、もしこれからシリアスな場面になった時、こういった経験を踏まえて対処法が変わるかもしれません。
色々と今後に期待できそうな進歩ですね。
ツインテちゃんがかわいい!
コミックス2巻から登場した長瀞フレンズの一員のツインテール娘。豊満なボディに、友人に引っ付きがちな性格は個人的に限りなくドストライクに近かったです。
また、表情にも特徴があり、メインヒロインである長瀞さんは、イジる際に見せるニヤニヤとした表情だけでなく、条件によって多彩な表情を伺わせることが特徴です。しかしツインテちゃんに関してはふわっとした少し呆けたような表情がほとんどです。でもそこが良いんだよな…
表情のベースが大体これ。
お調子者だけど独りだと少し受け身気味なツインテちゃん。今後も変わらないであろう可愛さをこれからも届けてほしいなぁ……
まとめ
長瀞フレンズの登場も頻繁になってきた『イジらないで、長瀞さん』
センパイの反応が前のような味気無いものではなく、自身の感じたことを対応や態度で示すようなり、感受性がだんだん豊かになってきたかな?と感じられました。
一方の長瀞さんはセンパイの反応がワンパターンでなくなったため、様々な反応を示すようになり、また長瀞フレンズ側にはイジられはじめているので、攻めだけでなく受けの反応が見られるようになり、普通の女の子のような部分も出てきました。それでも“ウザかわいい”の部分もしっかり残ってますから、今まで以上に今後が面白くなりそうです。期待値大!
あとツインテちゃんは個人的に激推ししておきますよ!!!
今回はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コミックス情報